結婚式タイムテーブル完版!平均時間と失敗しない作成術
2025.5.20
結婚式の準備を進める中で、「当日のタイムテーブルってどうすればいいの?」「披露宴って何時間くらいが普通?」と悩んでいませんか。大切なゲストをお招きする結婚式だからこそ、スムーズな進行で、みんなが楽しめる時間にしたいですよね。
この記事では、結婚式のタイムテーブル作成で悩む新郎新婦さまに向けて、結婚式全体や披露宴にかかる平均的な所要時間、当日の一般的な流れ、そして具体的なタイムテーブルのサンプルや作成のポイントを分かりやすく解説します。
先輩カップルの実例や、ゲストに喜ばれる時間配分のコツもご紹介しますので、ぜひ参考にして、おふたりらしい最高の結婚式を実現してください。
結婚式全体の所要時間は約4時間半|当日の流れ
結婚式当日は、挙式、披露宴だけでなく、その前後の準備や移動、ゲストのお見送りなど、想像以上に多くの時間が必要です。まずは、結婚式全体の所要時間と、一般的な当日の流れを把握しましょう。
挙式から披露宴終了までの総所要時間は平均4時間~5時間
一般的に、挙式と披露宴を合わせて行う場合、その総所要時間は平均で4時間から5時間程度です。これには、挙式開始から披露宴がお開きになるまでの時間が含まれます。
もちろん、これはあくまで目安です。挙式のスタイル、披露宴のプログラム内容、お色直しの回数などによって、全体の結婚式の時間は変動します。例えば、親族中心のシンプルな食事会形式の披露宴であれば短くなる傾向がありますし、余興や演出を多く取り入れる場合は長くなることもあります。
お支度開始からお見送りまでの一般的なスケジュール
新郎新婦にとって、結婚式当日は早朝から始まります。お支度からゲストのお見送りまで、一般的な結婚式の流れとスケジュールの例を見てみましょう。
- 新婦ヘアメイク・着付け開始(挙式開始の約3時間~4時間前)
- プロのヘアメイクアップアーティストによって、ウェディングドレスや和装に合わせたヘアセットとメイクアップが行われます。
- 新郎ヘアセット・着付け開始(挙式開始の約1時間半~2時間前)
- 新婦よりは短い時間で準備が整います。
- 写真撮影(お支度完了後)(挙式開始の約1時間~1時間半前)
- 挙式会場や式場内の美しいロケーションで、記念の写真を撮影します。
- 親族紹介(挙式開始の約30分~40分前)
- 両家の親族が顔を合わせ、紹介を行う大切な時間です。
- 挙式リハーサル(挙式開始の約20分~30分前)
- バージンロードの歩き方や指輪交換など、挙式の流れを確認します。
- ゲスト受付開始(挙式開始の約30分前)
- ゲストが会場に到着し始め、受付を済ませます。
- 挙式(約20分~40分)
- 選んだ挙式スタイル(キリスト教式、神前式、人前式など)によって所要時間が異なります。
- アフターセレモニー(フラワーシャワー、ブーケトスなど)(約10分~20分)
- 挙式後、ゲストからの祝福を受ける時間です。
- 披露宴会場へ移動・迎賓(披露宴開始の約30分前)
- ゲストは披露宴会場へ移動し、ウェルカムドリンクなどを楽しみながら開宴を待ちます。
- 披露宴(約2時間半)
- 食事や歓談、様々な演出でゲストをおもてなしします。
- 送賓(約20分~30分)
- 披露宴終了後、新郎新婦と両家親御様がゲスト一人ひとりをお見送りします。
- 新郎新婦着替え・片付け
- 全てのプログラムが終了した後、着替えや荷物の片付けを行います。
このように、結婚式当日は朝早くから夜まで、盛りだくさんの流れで進んでいきます。
披露宴の時間は約2時間半|プログラムの時間配分例
結婚式のハイライトとも言える披露宴。ゲストと一緒に楽しむ大切な時間だからこそ、時間配分は非常に重要です。ここでは、披露宴の平均時間と、一般的なプログラムごとの時間配分例をご紹介します。
披露宴の所要時間は2時間半が一般的
多くの結婚式場で、披露宴の所要時間は2時間半を基本として設定されています。この時間内で、食事や歓談、スピーチ、余興、お色直しなど、様々なプログラムをバランス良く組み込んでいきます。
もちろん、これもあくまで目安であり、ゲストの人数や希望する演出によって調整が必要です。例えば、ゲストの人数が多い場合は、各卓を回るフォトラウンドに時間がかかったり、食事の提供に時間がかかったりすることを考慮する必要があります。
失敗しない披露宴プログラム別時間配分と進行例
披露宴の時間を有効に使い、ゲストに楽しんでもらうためには、各プログラムの時間配分を事前にしっかりと計画することが大切です。以下に、一般的な披露宴の流れと、それぞれのプログラムの所要時間目安をご紹介します。
迎賓・受付開始(開宴30分前)
ゲストが披露宴会場に到着し、受付を済ませる時間です。ウェルカムドリンクを用意したり、フォトブースを設けたりして、開宴までの時間をゲストにリラックスして過ごしてもらいましょう。
新郎新婦入場・ウェルカムスピーチ(計5分)
いよいよ披露宴のスタートです。新郎新婦が華やかに入場し、新郎または新郎新婦からゲストへ歓迎の気持ちと感謝を伝えるウェルカムスピーチを行います。スピーチは簡潔に、3分程度にまとめるのがポイントです。
主賓挨拶(1人3分~5分)
新郎側、新婦側それぞれから主賓の方に祝辞をいただきます。1人あたり3分から5分程度が目安です。事前に依頼する際に、所要時間の目安も伝えておくとスムーズでしょう。
乾杯(3分)
主賓挨拶の後、乾杯の発声者に音頭を取っていただき、全員で新しい門出を祝して乾杯します。乾杯の発声も3分程度が目安です。
ウェディングケーキ入刀・ファーストバイト(計10分)
披露宴の定番演出であるウェディングケーキ入刀とファーストバイト。写真撮影のシャッターチャンスでもあり、ゲストも盛り上がるシーンです。ケーキ入刀からファーストバイトまで、合わせて10分程度を見込んでおきましょう。
歓談・食事(30分~40分)
ゲストが食事を楽しみながら、新郎新婦や他のゲストと歓談する時間です。この時間は、新郎新婦も高砂(メインテーブル)で少し落ち着いて食事を楽しんだり、ゲストと会話をしたりする貴重なひととき。30分から40分程度は確保したいところです。
お色直し中座(新婦20分~30分 新郎10分~15分)
新婦がお色直しのために一度退場します。ドレスの着替えやヘアチェンジには、新婦で20分から30分程度かかります。新郎も衣装を変える場合は、10分から15分程度が目安です。新婦が中座している間、新郎はゲストと歓談したり、一緒に写真を撮ったりして過ごすことが多いです。
プロフィールムービー上映(5分~7分)
新郎新婦がお色直しで中座している間に、ゲストに楽しんでもらうための演出としてプロフィールムービーを上映することもあります。ムービーの長さは5分から7分程度が一般的です。長すぎるとゲストが飽きてしまう可能性もあるため、コンパクトにまとめるのがおすすめです。
新郎新婦再入場(5分)
お色直しを終えた新郎新婦が再入場します。BGMや照明演出で、最初の入場とはまた違った雰囲気で登場し、会場を盛り上げます。再入場自体は5分程度です。
各卓ラウンド・フォトラウンド(計15分~20分)
新郎新婦が各ゲストテーブルを回り、挨拶をしたり、一緒に写真を撮ったりする時間です。ゲスト一人ひとりと触れ合える大切な機会ですが、テーブル数が多い場合は時間がかかります。1テーブルあたり2分~3分を目安に、全体で15分から20分程度で計画しましょう。キャンドルサービスやミニギフトの手渡しなど、他の演出と組み合わせることもあります。
余興(1組5分~10分を1~2組)
友人や同僚などにお願いする余興の時間です。スピーチ、歌、ダンス、映像など、様々な形があります。1組あたり5分から10分程度とし、1組から2組程度に依頼するのが一般的です。あまり多くの組数に依頼すると、披露宴全体の時間が長くなりすぎたり、歓談の時間が短くなったりするので注意が必要です。
花嫁の手紙・記念品贈呈(計10分)
披露宴のクライマックス。新婦からご両親へ感謝の気持ちを伝える手紙を読み上げ、記念品を贈呈します。感動的なシーンであり、合わせて10分程度を見込みます。
両家代表謝辞・新郎謝辞(計5分)
まず両家の代表として、主に新郎の父がゲストへ感謝の言葉を述べます。その後、新郎が改めてゲストへの感謝と、これからの新生活への抱負などを語り、披露宴を締めくくります。それぞれ2分~3分、合わせて5分程度が目安です。
送賓(20分~30分)
披露宴がお開きになった後、新郎新婦と両家の親御様が会場出口に立ち、ゲスト一人ひとりをお見送りします。プチギフトを手渡しながら、直接感謝の言葉を伝える大切な時間です。ゲストの人数にもよりますが、20分から30分程度かかります。
★お色直しは1回20分~30分が目安|回数とタイミング
披露宴でのお色直しは、花嫁にとって大きな楽しみの一つですが、時間配分には注意が必要です。
- お色直しの所要時間
- 洋装から洋装(ウェディングドレスからカラードレスなど)の場合、約20分~30分。
- 和装から洋装、またはその逆の場合、着付けに時間がかかるため約30分~40分が目安です。
- 新郎のお色直しは、衣装にもよりますが約10分~15分です。
- お色直しの回数
- 一般的には1回が多く、ウェディングドレスからカラードレスへのお色直しが定番です。
- 2回以上行う場合は、その分披露宴の時間が長くなるか、他のプログラムを短縮する必要が出てきます。ゲストとの歓談時間が減ってしまう可能性もあるため、慎重に検討しましょう。
- お色直しのタイミング
- 最も一般的なのは、披露宴の中盤、主賓挨拶や乾杯、ケーキ入刀などの主要な演出が一段落し、ゲストが食事や歓談を楽しんでいる時間帯です。
- 新婦が中座している間は、プロフィールムービーを上映したり、新郎がゲストと交流したりする時間にあてることが多いです。
お色直しの回数やタイミングは、全体の結婚式 タイムスケジュールに大きく影響するため、プランナーとよく相談して決めましょう。
挙式スタイル別所要時間|キリスト教式・神前式・人前式
挙式は結婚式の中でも特に神聖で感動的な時間です。選ぶスタイルによって、挙式の流れや所要時間が異なります。
キリスト教式(教会式)の所要時間 約30分
チャペルや教会で行われるキリスト教式は、最もポピュラーな挙式スタイルの一つです。 所要時間は約30分が一般的です。 主な流れは以下の通りです。
- 新郎入場
- 新婦入場(エスコート役と共に)
- 賛美歌斉唱
- 聖書朗読・祈祷
- 誓いの言葉
- 指輪の交換
- ベールアップ・ウェディングキス
- 結婚証明書署名
- 結婚宣言
- 新郎新婦退場
厳かでロマンチックな雰囲気が特徴です。
神前式の所要時間 約30分~40分
神社や結婚式場内の神殿で行われる神前式は、日本の伝統的な挙式スタイルです。 所要時間は約30分から40分が一般的です。 主な流れは以下の通りです。
- 参進の儀(新郎新婦、両親、親族が神殿へ進む)
- 修祓の儀(お祓い)
- 祝詞奏上(神職が神に結婚を報告し、幸せを願う)
- 三献の儀(三三九度、新郎新婦がお神酒を酌み交わす)
- 誓詞奏上(新郎新婦が誓いの言葉を読む)
- 指輪交換(最近では取り入れるカップルも多い)
- 玉串奉奠(玉串を神前に捧げる)
- 親族盃の儀(両家の親族がお神酒を酌み交わす)
雅楽の音色が響く中、厳粛な雰囲気で執り行われます。
人前式の所要時間 約20分~30分
宗教や形式にとらわれず、列席したゲストに結婚の証人となってもらうスタイルの人前式。 所要時間は約20分から30分と、他のスタイルに比べて比較的短い傾向があります。 プログラムの自由度が高く、オリジナリティあふれる挙式が可能です。 一般的な流れの例は以下の通りです。
- 新郎新婦入場
- 開式の言葉
- 誓いの言葉(オリジナルの言葉で)
- 指輪の交換
- 結婚証明書署名(ゲスト代表の署名を入れることも)
- 結婚の承認(ゲストからの拍手やベルなどで)
- 閉式の言葉
- 新郎新婦退場
アットホームで和やかな雰囲気になりやすいのが特徴です。
スムーズな結婚式タイムテーブル作成のために|5つのステップとコツ
ゲストに楽しんでもらい、かつ自分たちも満足できる結婚式のタイムテーブルを作成するには、いくつかのステップとコツがあります。
ステップ1:式場プランナー提示の基本案を確認
まずは、契約した結婚式場のプランナーから提示される基本的なタイムテーブル案を確認しましょう。多くの式場では、経験に基づいた標準的な結婚式のスケジュールを持っています。これをベースに、自分たちの希望を加えていく形がスムーズです。
ステップ2:取り入れたい演出と所要時間をリストアップ
次に、結婚式で「絶対にやりたい!」と思う演出やプログラムをリストアップします。例えば、「キャンドルサービスをしたい」「友人に余興をお願いしたい」「フォトラウンドの時間をしっかり取りたい」など。それぞれの演出にどれくらいの時間がかかるのかも、プランナーに相談しながら把握しておきましょう。
ステップ3:ゲスト層を考慮した休憩と移動時間の設定
ゲストの年齢層や構成もタイムテーブル作成において重要なポイントです。ご年配のゲストが多い場合は、移動時間を多めに取ったり、歓談時間を長めに設定したりする配慮が必要です。また、小さなお子様連れのゲストがいる場合は、おむつ替えや授乳のためのスペース、休憩できる場所なども考慮しておくと喜ばれます。挙式会場から披露宴会場への移動時間なども、余裕を持った設定を心がけましょう。
ステップ4:プログラムの優先順位付けと時間調整
リストアップした演出を全て盛り込もうとすると、時間が足りなくなってしまうこともあります。披露宴の時間は2時間半が基本なので、その時間内に収まるように、プログラムに優先順位をつけ、時間調整を行います。「これは絶対に入れたい」「これは時間がなければ省略しても良い」など、二人で話し合って決めましょう。時には、何かを諦める決断も必要になります。
ステップ5:プランナーと最終確認し司会者や音響と連携
タイムテーブルの骨子が決まったら、再度プランナーと詳細を詰め、最終確認を行います。特に、司会者や音響スタッフとの連携は、当日のスムーズな進行に不可欠です。どのタイミングでBGMを流すか、どのタイミングでアナウンスを入れるかなど、細かい部分までしっかりと打ち合わせをしておきましょう。結婚式の進行表として、関係者全員が同じ情報を共有できるようにすることが大切です。
先輩カップルの実例|タイムテーブル 午前・午後・ナイトウェディング
結婚式の時間帯によっても、タイムテーブルの組み方は変わってきます。ここでは、午前挙式、午後挙式、ナイトウェディングそれぞれのモデルタイムテーブル例をご紹介します。
午前挙式・午後イチ披露宴のモデルタイムテーブル
午前中に挙式を行い、お昼過ぎから披露宴をスタートする人気の時間帯です。二次会も計画しやすいのがメリットです。
- 08時00分 新婦ヘアメイク・着付け開始
- 09時30分 新郎ヘアセット・着付け開始
- 10時00分 写真撮影
- 10時30分 親族紹介
- 11時00分 挙式
- 11時30分 アフターセレモニー
- 12時00分 披露宴 受付開始
- 12時30分 披露宴 開宴
- 15時00分 披露宴 お開き・送賓
- 15時30分 新郎新婦 着替え・片付け
ポイント 早起きが必要ですが、一日を有効に使えます。遠方からのゲストも日帰りがしやすい時間帯です。
午後挙式・夕方披露宴のゆったりモデルタイムテーブル
午後に挙式を行い、夕方から夜にかけて披露宴を楽しむスタイルです。朝の準備に余裕が持てます。
- 11時00分 新婦ヘアメイク・着付け開始
- 12時30分 新郎ヘアセット・着付け開始
- 13時00分 写真撮影
- 13時30分 親族紹介
- 14時00分 挙式
- 14時30分 アフターセレモニー
- 15時00分 披露宴 受付開始
- 15時30分 披露宴 開宴
- 18時00分 披露宴 お開き・送賓
- 18時30分 新郎新婦 着替え・片付け
ポイント ゲストも比較的ゆっくりと準備して来場できます。夕暮れから夜景へと変わる景色を楽しめる会場なら、ロマンチックな雰囲気を演出できます。
ナイトウェディングのモデルタイムテーブル
夕方以降に挙式を行い、夜に披露宴を楽しむスタイルです。キャンドルやイルミネーションなど、光の演出が映えます。
- 14時00分 新婦ヘアメイク・着付け開始
- 15時30分 新郎ヘアセット・着付け開始
- 16時00分 写真撮影
- 16時30分 親族紹介
- 17時00分 挙式
- 17時30分 アフターセレモニー
- 18時00分 披露宴 受付開始
- 18時30分 披露宴 開宴
- 21時00分 披露宴 お開き・送賓
- 21時30分 新郎新婦 着替え・片付け
ポイント 大人っぽく幻想的な雰囲気の結婚式が叶います。仕事終わりのゲストも参加しやすい場合がありますが、終了時間が遅くなるため、遠方ゲストや翌日仕事のゲストへの配慮が必要です。
これらの結婚式 タイムラインはあくまで一例です。おふたりの希望やゲスト層に合わせて、最適な結婚式の時間帯とスケジュールを計画してください。
ゲスト満足度アップの時間配慮ポイント3選
結婚式は新郎新婦だけでなく、ゲストにとっても特別な一日です。ゲストに「素敵な結婚式だったね」と思ってもらうためには、時間配慮が欠かせません。
受付から披露宴開始までの待ち時間対策 ウェルカムドリンクやフォトブース
挙式後や受付後、披露宴が始まるまでの待ち時間は、ゲストが手持ち無沙汰になりがちです。この時間を快適に過ごしてもらうために、ウェルカムドリンクや軽食を用意したり、新郎新婦との思い出の写真を飾ったフォトブースを設けたりするなどの工夫をしましょう。メッセージボードを用意して、ゲストからお祝いの言葉を書いてもらうのも良いアイデアです。
歓談時間と食事のペースへの配慮
披露宴では、ゲスト同士や新郎新婦との歓談の時間を十分に確保することが大切です。プログラムを詰め込みすぎると、ゆっくり話す時間がなくなってしまいます。また、食事の提供ペースも重要です。早すぎても急かされているように感じますし、遅すぎても間延びしてしまいます。プランナーや会場スタッフと連携し、ゲストが心地よく食事と会話を楽しめるペースを心がけましょう。
遠方ゲストや子供連れゲストへの気配り
遠方から来てくれるゲストや、小さなお子様連れのゲストには特に配慮が必要です。 遠方ゲストに対しては、交通の便が良い時間帯や、宿泊が必要な場合はその手配のサポートなどを検討しましょう。 子供連れゲストに対しては、ベビーベッドやキッズスペースの用意、子供向けの食事メニューの確認、おむつ替えや授乳ができる場所の確保などが喜ばれます。披露宴の途中で子供が飽きてしまわないように、ちょっとしたおもちゃを用意しておくのも良いでしょう。
これらの配慮は、ゲストにとって「おもてなしの心」として伝わり、結婚式の満足度を大きく左右します。
結婚式タイムテーブルに関するQ&A
Q1. 結婚式は何時に終わるのが理想?
A1. 一概に「この時間」という理想があるわけではありませんが、ゲストの負担を考えると、披露宴のお開きが21時を大幅に過ぎるような場合は配慮が必要です。特に遠方からのゲストや翌日仕事のゲストが多い場合は、遅くとも20時半から21時頃までにはお開きになるように計画するのが一般的です。二次会を予定している場合は、その開始時間も考慮して逆算しましょう。
Q2. お色直しのベストな回数とタイミングは?
A2. お色直しの回数は1回が最も一般的で、ウェディングドレスからカラードレスへのお色直しが多いです。2回以上行う場合は、中座の時間が長くなり、ゲストと過ごす時間が減ってしまう可能性があるため、慎重に検討が必要です。 タイミングとしては、披露宴の中盤、ゲストが食事や歓談を楽しんでいる時間帯が良いでしょう。新婦の中座中にプロフィールムービーを上映するなどの工夫で、ゲストを飽きさせない配慮も大切です。
Q3. 余興の時間は何分が適切?何組まで?
A3. 余興は1組あたり5分から10分程度が目安です。長すぎると他のプログラムにしわ寄せがきたり、ゲストが飽きてしまったりする可能性があります。組数は1組から2組程度に絞るのが一般的です。事前に依頼する際に、持ち時間も伝えておくとスムーズです。
Q4. タイムテーブルはいつまでに最終決定する?
A4. 結婚式の約1ヶ月前までには、タイムテーブルの最終決定をしておくのが理想です。招待状の返信が揃い、ゲストの人数が確定する頃に合わせて、プランナーと最終的な打ち合わせを行います。その後、司会者や音響、映像スタッフなど関係各所との情報共有が必要になるため、早めにFIXさせておくと安心です。
まとめ
結婚式のタイムテーブルは、おふたりらしい結婚式を実現し、ゲストに心から楽しんでもらうための大切な設計図です。結婚式全体の平均所要時間や披露宴の一般的な流れを把握し、取り入れたい演出やゲストへの配慮を盛り込みながら、計画的に作成を進めましょう。
披露宴の時間は約2時間半という限られた時間ですが、ポイントを押さえてプログラムを組むことで、感動的で思い出深い時間にすることができます。この記事でご紹介したタイムテーブル作成のステップや先輩カップルの実例、ゲスト満足度アップのポイントなどを参考に、ぜひプランナーさんと相談しながら、おふたりにとって最高の結婚式スケジュールを完成させてくださいね。
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