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レンブラントホテル海老名ウエディング【公式】|海老名・綾瀬・座間・大和・厚木・伊勢原の結婚式

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結婚式の人気演出は? 定番演出や最新トレンド、人気のゲスト参加型などをご紹介

2025.4.23

人生最大のイベントである結婚式をより思い出深いものにするための演出は、ゲストの心に残るだけでなく、新郎新婦にとっても特別な思い出となります。定番演出や最新トレンド、ゲストが喜ぶ参加型など様々な人気演出をまとめました。

結婚式で人気の定番演出5選

結婚式では長年愛され続けている定番の演出があります。これらは多くのカップルに選ばれ、ゲストにも親しまれている人気の演出です。ここでは、時代を超えて愛される王道の演出と、それぞれの特徴やアレンジ方法をご紹介します。どの演出も自分たちらしくアレンジすることで、オリジナリティを出すことができますよ。

キャンドルサービス

キャンドルサービスは、新郎新婦が各テーブルを回りながらキャンドルに火を灯していく演出です。暗く落ち着いた雰囲気の中で行われるため、会場の雰囲気が一気に幻想的に変わります。

この時間はゲストと直接触れ合える貴重な機会。例えば、テーブルごとに一言挨拶を添えたり写真を撮ったりすることで、より思い出深いものになります。

  • 火を使わないLEDキャンドルを使用すれば安全面でも安心です。おふたりの想いでのBGMを選んで流すのも人気です。
ファーストバイト

ケーキカットの後に行われることが多いファーストバイトは、お互いにケーキを食べさせ合う愛情表現の演出。シンプルながらもゲストが温かい気持ちになれる瞬間を演出できます。

フォークを使ってケーキを食べさせ合うオーソドックスなスタイルや、手づかみでケーキを食べさせ合うカジュアルなスタイルなど、おふたりの関係性に合わせたアレンジができます。

プロフィールムービー

新郎新婦の生い立ちや出会いのエピソードを映像にまとめたプロフィールムービーは、披露宴を盛り上げる定番演出です。ゲストにおふたりの歴史を知ってもらえるため感動を呼ぶことができます。

たとえば、幼少期から現在までの写真を時系列で紹介したり、出会いのエピソードを再現したりと、様々な構成が可能です。最近では、アニメーション要素を取り入れたり、インタビュー形式にしたりするカップルも増えています。

フラワーシャワー

退場時にゲストから花びらを振りかけてもらうフラワーシャワーは、華やかで写真映えする人気の演出です。季節感を演出することもでき、春なら桜の花びら、夏ならひまわりの花びらなど、結婚式の時期に合わせたアレンジができます。

生花けでなく折り紙で作った花びらやリボンテープなど、素材のバリエーションも豊富です。ゲストに事前に配布しておき、合図と共に一斉に振りかけてもらうことで華やかな退場シーンを演出できます。

ウェルカムボード・ウェディングツリー

会場入口に飾るウェルカムボードやウェディングツリーは、ゲストを出迎える重要なアイテムです。オリジナリティを出しやすいため、手作りする新郎新婦も多くいます。

例えば、写真や押し花を使ったウェルカムボード、ゲストの指紋でツリーを完成させるフィンガープリントツリーなど、思い出として残せる工夫も人気です。式後は自宅に飾れるよう、デザインや素材にこだわるカップルが増えています。

ゲストが喜ぶ参加型演出アイデア

結婚式をより思い出深いものにするには、ゲストが主体的に参加できる演出が効果的です。参加型の演出は、場の一体感を生み出し、思い出として長く心に残ります。ここでは、年齢や立場を問わず楽しめる参加型演出と、スムーズに進行するためのポイントをご紹介します。ゲストのことを考えた演出で喜びの輪を広げましょう。

ビンゴゲーム

ビンゴゲームは老若男女問わず楽しめる定番の参加型演出です。全員が参加できるため会場の一体感を生み出すことができます。

具体的には、新郎新婦にまつわるクイズを出題してビンゴカードに記入していくオリジナルビンゴや、テーブルごとに協力して進めるチームビンゴなど、様々なバリエーションがあります。景品を用意することで、ゲストの参加意欲も高まります。

  • 進行役をMCに任せれば、新郎新婦も一緒に楽しめます。景品は予算や人数に合わせて、実用的なものを選ぶと喜ばれます。
クイズ大会

新郎新婦にまつわるクイズ大会は、おふたりの意外な一面をゲストに知ってもらえる楽しい演出です。和やかな雰囲気を作り出せるため、会場が一気に盛り上がります。例えば、「二人の初デートの場所は?」「新婦の好きな花は?」など、新郎新婦に関する質問を出題します。○×形式やクイズ番組風のフォーマットにすると、ゲームとして盛り上がります。回答方法は挙手やカードを使うなど、会場の規模に合わせて工夫するとよいでしょう。

メッセージカード・寄せ書き

ゲストからのメッセージを集める演出は、形に残る思い出として大切にできます。ゲストの心のこもった言葉がおふたりの新生活の励みになります。

具体的には、受付で記入してもらうメッセージカードや、大きな色紙に寄せ書きをしてもらう方法があります。最近では、写真と一緒にメッセージを残してもらうインスタントカメラを活用したゲストブックや、ビデオメッセージを収録する方法も人気です。

バルーンリリース

風船に願いを込めて空に放つバルーンリリースは、感動的で写真映えする演出です。おふたりの門出を祝う象徴的な儀式として記憶に残るセレモニーになります。

たとえば、ヘリウムガスを入れた風船にメッセージカードを取り付けたり、風船の中に光るLEDを入れて夕暮れ時に放したりするとより幻想的な雰囲気になります。環境への配慮から生分解性の風船を使用するのもおすすめです。

フォトプロップス

写真撮影用の小道具(フォトプロップス)を用意することで、ゲストが自由に楽しめる参加型演出になります。SNS映えする写真が撮れるため、若いゲストに特に人気です。

例えば、「HAPPY WEDDING」などのメッセージボードや、面白い吹き出し、口ひげやメガネなどの仮装アイテムを用意します。撮影スポットを設けておくと、ゲストが自発的に楽しんでくれます。撮影した写真にハッシュタグをつけてSNSに投稿してもらうと思い出の共有にもなります。

サプライズ演出で思い出に残る結婚式に

結婚式でのサプライズ演出は、ゲストの記憶に強く残る特別な瞬間を作り出します。予想外の出来事は感動を倍増させ、一生の思い出となります。ここでは、新郎新婦やゲストが驚き喜ぶサプライズ演出のアイデアと、成功させるためのポイントをご紹介します。しっかりとした準備で感動的なサプライズを実現しましょう。

フラッシュモブ

事前に練習した参加者が突然ダンスやパフォーマンスを始めるフラッシュモブは、予想外の展開に会場が沸く人気のサプライズ演出です。

友人や家族が事前に振り付けを練習し、BGMが流れた瞬間に一斉にダンスを始めます。新郎新婦のお気に入りの曲や、おふたりにまつわる曲を選ぶと、より意味のある演出になります。参加者の人数は多すぎず少なすぎず、5〜10人程度が理想的です。

  • 取り入れる際は、事前にホテルや会場と相談し、音響や場所の確認をしておきましょう。練習時間が取れない場合は簡単な振り付けにするのがポイントです。
サプライズムービー

家族や友人からのメッセージを集めたサプライズムービーは感動の涙を誘う心温まる演出です。

遠方で参列できなかった人からのビデオレターや、普段は照れくさくて言えない感謝の言葉を映像にまとめます。最近では、過去の思い出の映像と組み合わせたり、アニメーションを交えたりと、制作方法も多様化しています。上映のタイミングは、披露宴の中盤から終盤にかけてが効果的です。

サプライズソング

新郎新婦へのサプライズソングは会場の雰囲気を一気に盛り上げる演出です。音楽の力で感動を伝えることができます。

具体的には、友人や家族がおふたりに向けて歌を披露したり、プロのミュージシャンに依頼して生演奏を行ったりします。おふたりの思い出の曲や、結婚式にぴったりの曲を選曲するのがポイントです。歌詞の一部を新郎新婦向けにアレンジすると、よりオリジナリティが出ます。

レターセレモニー

手紙の朗読を通して感謝の気持ちを伝えるレターセレモニーは、感動的な雰囲気を作り出す人気の演出です。

例えば、新郎新婦が両親へ感謝の手紙を読み上げたり、逆に両親から新郎新婦へメッセージを伝えたりします。事前に準備した手紙を読むだけでなく、当日にゲストから集めたメッセージを朗読する方法もあります。BGMを流しながら行うと、より感動的な雰囲気が生まれます。

サプライズギフト

ゲストへのサプライズギフトは、感謝の気持ちを形にして伝える素敵な演出です。思いがけないプレゼントにゲストも喜びます。

席次表の下に感謝のメッセージカードを隠しておいたり、食事中に突然スタッフがプレゼントを配ったりします。ギフトの内容は、手作りのお菓子や、おふたりの思い出の品、実用的な小物など、予算と人数に合わせて選ぶとよいでしょう。サプライズ感を出すために、事前に告知せずに贈るのがポイントです。

少人数結婚式に最適な演出プラン

少人数の結婚式では、親密な空間だからこそできる特別な演出が可能です。大人数では難しい、一人ひとりとの距離が近い演出が魅力です。ここでは、少人数婚ならではのメリットを活かした演出プランと、アットホームな雰囲気を作り出すヒントをご紹介します。人数が少ないからこそ実現できる、心温まる結婚式にしましょう。

全員参加のスピーチリレー

少人数だからこそ実現できる全員参加のスピーチリレーは、一人ひとりの存在感を大切にした心温まる演出です。

ゲスト全員に順番にマイクを回し、新郎新婦へのメッセージや思い出話を語ってもらいます。時間制限を設けたり、テーマを決めたりすることでスムーズに進行できます。緊張するゲストのために、簡単な質問に答える形式にするのも良いでしょう。

  • 事前に話す内容を伝えておくとゲストも安心して参加できるほか、MCに上手く繋いでもらうことで場の雰囲気が和らぎます。
テーブルごとの記念撮影

少人数婚では全テーブルと丁寧に交流できるためテーブルごとの記念撮影が人気です。ゲストとの思い出をより多く残すことができます。

例えば、各テーブルを新郎新婦が回りながら様々なポーズで写真を撮影します。ポラロイドカメラを使えば、その場でプリントアウトしてゲストブックに貼り付けることもできます。フォトプロップスを用意しておくとより楽しい写真が撮れます。

手作りウェルカムボード

少人数婚では細部までこだわれるため、手作りのウェルカムボードが映えます。おふたりの想いを込めた一点ものとしてゲストを温かく迎えることができます。

具体的には、黒板やキャンバスに手書きでメッセージを書いたり、写真を貼り付けたりしてオリジナルのウェルカムボードを作ります。ゲスト全員の名前を入れたり、二人とゲストとの思い出写真を使ったりすると、より親密感が増します。

一人ひとりへのメッセージカード

少人数婚だからこそできるゲスト一人ひとりへの手書きメッセージカードは、心のこもったおもてなしとして喜ばれます。

席札に添えて手書きのメッセージを書いたり、引き出物と一緒に個別のお礼状を渡したりします。ゲストそれぞれとの思い出やエピソードを織り交ぜると、より特別感が増します。筆記体や装飾文字で書くと、見た目も華やかになります。

食事を囲んだ会話重視の演出

少人数婚では、食事を囲みながら会話を楽しむ時間を大切にした演出が人気です。ゲストとの交流を深めることができます。

具体的には、テーブルごとに新郎新婦が座ってコース料理を一緒に楽しんだり、ビュッフェスタイルで自由に交流したりする形式があります。会話のきっかけとなるトークテーマカードを用意したり、ゲストに合わせたドリンクを提供したりすると、より会話が弾みます。

最新トレンドの結婚式演出6選

結婚式の演出は年々進化し、新しいトレンドが次々と生まれています。最先端の演出を取り入れることで、ゲストに新鮮な驚きと感動を与えることができます。ここでは、現在注目を集めている最新の結婚式演出と、それらを成功させるためのポイントをご紹介します。時代の流れを取り入れつつ、二人らしさを表現しましょう。

メモリプレイ

メモリプレイは、プロの子役が新郎新婦になりきって子ども時代を演じ、両親とともに思い出を振り返り、感謝の気持ちを表現するサプライズ演出です。普段はなかなか伝えることのできない感謝の想いや、あの時伝えきれなかった言葉を贈ることのできる演出として注目を集めています。
(メモリプレイは株式会社サプライズモールが商標登録して提供しているサービスです)

プロジェクションマッピング

壁や天井に映像を投影するプロジェクションマッピングは、会場の雰囲気を劇的に変える最先端の演出です。

ケーキ入刀の際に周囲の壁面に花火や星空を映し出したり、一面の壁に二人の思い出の写真や動画をダイナミックに投影したりします。最近では、テーブルクロスや料理にも投影できる高度な技術も登場しています。事前に会場の設備を確認し、専門業者と打ち合わせすることが成功のポイントです。

ドローン撮影

上空からのダイナミックな映像が撮影できるドローン撮影は、これまでにない視点で結婚式を記録できる人気の演出です。

屋外挙式やガーデンパーティでは、上空からゲスト全員で作る人文字や、広大なロケーションを生かした映像が撮影できます。最近では、室内でも小型ドローンを使った撮影が可能になっています。撮影には専門のオペレーターと許可が必要なので、事前に詳細を確認しておくことが重要です。

デジタルゲストブック

タブレットやスマートフォンを活用したデジタルゲストブックは、スタイリッシュで管理しやすい最新のおもてなしアイテムです。

具体的には、専用のアプリやウェブサイトを使って、ゲストがその場で写真や動画付きのメッセージを残すことができます。紙のゲストブックと違い、音声メッセージも残せるため、より思い出深いものになります。データはクラウドに保存され、後から何度でも閲覧できるのが魅力です。

ライブペインティング

結婚式の様子をその場で絵に描くライブペインティングは、芸術的な思い出として注目を集めています。

例えば、プロの画家に依頼して、披露宴中にキャンバスに会場の雰囲気や新郎新婦の姿を描いてもらいます。完成した作品は自宅に飾ることができ、一生の宝物になります。パフォーマンス性もあるため、ゲストも楽しめる演出になります。

バーチャルウェディング

オンラインツールを活用したバーチャルウェディングは、遠方のゲストも参加できる新しいスタイルの結婚式です。

具体的には、ビデオ会議システムを使って遠隔地からもライブで参加できるようにしたり、バーチャル空間で行うセカンドウェディングを企画したりします。最新の技術を使えば、VRゴーグルを通じて360度の臨場感あふれる体験も可能です。リアルとバーチャルを組み合わせたハイブリッド形式も増えています。

季節別!結婚式におすすめの演出

季節感を取り入れた結婚式の演出は、その時期ならではの風情を楽しむことができ、より思い出深いものになります。四季折々の自然や行事を活かした演出は、ゲストにも季節の移ろいを感じてもらえる特別なおもてなしになります。ここでは、春夏秋冬それぞれの季節に合わせたおすすめの演出と、季節感を最大限に引き出すポイントをご紹介します。結婚式の日取りに合わせて、ぴったりの演出を選びましょう。

春(3月〜5月):桜や花をテーマにした演出

春の結婚式では、桜や春の花々をテーマにした演出が人気です。新しい門出にぴったりの華やかさが特徴です。

具体的には、桜の花びらを使ったフラワーシャワーや、春の花で彩ったフラワーアレンジメントなどがあります。最近では、桜の木をモチーフにしたウェディングツリーや、春の花を使った花冠作りのワークショップなども人気です。

  • 桜の花びらの代わりに、桜色のフェザーや紙吹雪を使うのもおすすめ。チューリップやスイートピーなど、春らしい花を取り入れるとより季節感が増します。
夏(6月〜8月):涼しさを感じる演出

夏の結婚式では、暑さを和らげる涼しげな演出が喜ばれます。清涼感と開放感を取り入れることで、夏ならではの結婚式になります。

例えば、かき氷やアイスクリームのデザートビュッフェや、ひまわりやトロピカルフルーツを使ったテーブルコーディネートなどがあります。屋外パーティでは、打ち水の儀式や風鈴の音色で涼を演出するのも風情があります。夜の演出には、花火や灯篭流しなど日本の夏の風物詩を取り入れるのもおすすめです。

秋(9月〜11月):紅葉や実りをテーマにした演出

秋の結婚式では、紅葉や収穫をテーマにした演出が人気です。実りの季節にふさわしい温かみを感じられます。

具体的には、紅葉した葉や木の実をテーブル装飾に取り入れたり、秋の味覚を生かした和洋折衷のメニューを提供したりします。キャンドルの光と落ち葉のコントラストを生かした演出や、ワインの樽を開ける儀式なども秋の結婚式にぴったりです。

冬(12月〜2月):イルミネーションや雪をテーマにした演出

冬の結婚式では、光や雪をテーマにした幻想的な演出が人気です。温もりと光の対比が美しい季節感を演出します。

例えば、キャンドルやイルミネーションを多用した会場装飾や、スノードームのようなテーブル装飾などがあります。クリスマスシーズンなら、ツリーの点灯式やサンタクロースの登場など、季節のイベントを取り入れるのも楽しいでしょう。冬の澄んだ空気に映える、花火や線香花火の演出も幻想的です。

梅雨(6月頃):雨を味方につけた演出

梅雨時期の結婚式では、雨を逆手に取った演出が印象に残ります。ネガティブなイメージを前向きに変える工夫が素敵です。

傘やレインブーツをモチーフにした装飾や、水滴をイメージしたクリスタルのインテリアなどがあります。「雨は恵みの象徴」という意味を込めたスピーチや、カラフルな傘を使った退場演出など、雨ならではの特別感を演出するアイデアが増えています。

まとめ:おふたりの想いをこめた、おふたりらしい演出を

結婚式の演出は、おふたりらしさを最も出せる部分のひとつ。必ずしも華やかな演出が求められるわけではなく、どんな結婚式にしたいか、ゲストにどんな風に楽しんでもらいたいかなど、おふたりのこだわりを手がかりに内容を決めていくと演出をまとめやすくなります。

分からないことや悩むことがあれば、プランナーが経験から人数や会場に適したアドバイスをもらうこともできます。ぜひ、作り上げるところから楽しめば、結婚式がより思い出深いものになることと思います。

30人の結婚式にかかる費用相場や自己負担額はどのくらい?

2025.4.14

少人数での結婚式をお考えのカップルにとって、費用の把握は重要なポイント。30人規模の結婚式は、親しい方々だけをお招きしてアットホームな雰囲気で挙げられる理想的な人数ですよね。このページでは、30人規模の結婚式にかかる費用や自己負担額の相場を解説し、コストを抑えながら素敵な結婚式を挙げるためのポイントをご紹介します。

30人規模の結婚式の費用相場

30人規模の結婚式は、大規模な結婚式と比べて全体的なコストを抑えることができます。ただし、1人あたりにかける費用は変わらないため、人数に応じた適切な予算設定が必要です。ここでは、30人規模の結婚式にかかる平均的な費用と、他の人数との比較をご紹介します。

平均費用と費用の内訳

30人規模の結婚式の平均費用は、約150万円〜200万円程度です。この費用は主に以下の項目に分かれています。

  • 会場費・飲食費: 全体の約40%(約60〜80万円) 料理や飲み物、会場使用料などが含まれます
  • 衣装・美容費: 全体の約20%(約30〜40万円) ドレス・タキシードのレンタルや購入、ヘアメイク代が含まれます

また、写真・映像費(約15〜25万円)、装花・装飾費(約15〜20万円)、印刷物費(約10〜15万円)、引出物・引菓子(約10〜15万円)などもかかる主な費用です。会場のグレードや地域によって価格差がありますので、複数の会場を比較検討することをおすすめします。

ゲスト人数別費用比較(20人、30人、50人など)

人数によって変わる結婚式の費用相場を比較してみましょう。

  • 20人規模: 約100万円〜150万円
  • 30人規模: 約150万円〜200万円
  • 50人規模: 約250万円〜300万円

人数が増えるほど会場費や飲食費、引出物などの費用が比例して増加します。特に料理・飲み物代は1人あたり1万5千円〜2万5千円程度かかるため、人数が増えるとコストも大きく変わってきます。30人規模は、コストパフォーマンスと親密さのバランスが取れた人数と言えるでしょう。

30人規模の結婚式で自己負担額を抑える方法

30人規模の結婚式でも、工夫次第で自己負担額を抑えることができます。ご祝儀の活用方法や費用削減のポイント、お得な情報をご紹介します。

ご祝儀の目安

ご祝儀の相場は、親族3万円〜5万円、友人1万円〜3万円が一般的。30人の結婚式では祝儀の総額が約100万円〜150万円程度となることが多いようです。

ある程度余裕をもって目安を把握しておくことで計画が立てやすくなります。

費用を抑えるポイント

30人規模の結婚式で費用を抑えるポイントは以下の通りです。

  • 平日や昼間の時間帯を選ぶ: 土日祝日や夜の時間帯より20〜30%安くなることがあります
  • シーズンオフを選ぶ: 6月や1〜2月など、比較的空きがある時期は割引されることもあります

また、DIYで準備できるものは自分たちで作ることも大切です。ペーパーアイテム(席次表、メニュー表など)や装飾品などは、手作りすることでコストを大幅に削減できるでしょう。30人規模ならDIYの量も適度で、準備の負担も少なくて済みます。

割引やキャンペーン情報

結婚式場やウェディングプランナーが提供する様々な割引・キャンペーンを活用することもひとつの方法です。

  • 早期予約割引: 挙式日の半年〜1年前に予約すると10〜20%割引されることがあります
  • 直前割引: 空きがある場合、挙式日の1〜3ヶ月前に予約すると大幅割引になることも

また、期間限定の特別プランにも注目しましょう。30人以下の少人数ウェディング向けの格安プランを提供している会場も増えています。ブライダルフェアに参加すると、会場の雰囲気を確かめながらお得な情報も入手できるので、積極的に参加することをおすすめします。

30人規模の結婚式:会場ごとの特徴

30人規模の結婚式に適した会場タイプをいくつかご紹介します。それぞれの特徴を把握して、カップルの希望や予算に合った会場を選びましょう。

レストランウェディング

レストランウェディングは、30人規模の結婚式に最適な選択肢の一つです。

  • メリット: 料理のイメージがしやすく、会場費が安い場合が多い
  • 費用相場: 100万円〜150万円程度

普段から通っているお気に入りのレストランで挙げれば、ゲストにも喜ばれるでしょう。また、装飾や音響設備が充実している店舗も増えていますので、演出面でも心配ありません。貸し切りにすることで、プライベート感のある温かな雰囲気が演出できます。

少人数専門式場

少人数専門の結婚式場は、30人規模の結婚式に特化したサービスを提供しています。

  • メリット: 少人数向けの空間設計と専門スタッフの対応
  • 費用相場: 130万円〜180万円程度

特にアットホームな雰囲気を重視するカップルに最適です。無駄なスペースがないため、30人でも寂しさを感じさせない会場づくりがされています。少人数専門のプランナーがいるため、親密感のある演出のアイデアも豊富です。専門式場ならではの細やかなサービスが受けられるのも魅力です。

ホテルウェディング

様々な規模の会場をもっているため、希望の人数にあわせた格式高いセレモニーが実現します。

  • メリット: 安心の運営体制と高級感
  • 費用相場: 180万円〜230万円程度

サービスの質や料理の高さを重視するカップルにおすすめです。30人用の小さなバンケットルームを用意しているホテルも多く、人数に合った空間で挙式・披露宴ができます。また、遠方からのゲストが多い場合は、同じホテルに宿泊できる便利さもメリットです。結婚式後の記念日に同じホテルで食事ができるのも素敵な思い出になるでしょう。

30人規模の結婚式を成功させるためのポイント

少人数だからこそできる演出や雰囲気づくりについて、具体的なアイデアをご紹介します。

ゲストとの距離が近い結婚式を演出

30人規模の結婚式の最大の魅力は、ゲスト一人ひとりとの距離が近いことです。この特性を生かした演出を考えましょう。

  • 全員参加型の演出: 全員で記念撮影や乾杯の発声をリレー形式で行うなど
  • 一人ひとりへの感謝の気持ちを伝える時間: スピーチやプレゼントなど

特に、テーブルラウンドを丁寧に行うことで、招待した全てのゲストと会話する時間を作ることができます。大人数の結婚式では難しい「一人ひとりと写真を撮る時間」も設けられるでしょう。少人数だからこそ実現できる距離感の近さを生かした演出を考えましょう。

アットホームな雰囲気作り

30人規模の結婚式では、アットホームな雰囲気づくりを心がけましょう。

  • 会場装飾: 自宅にいるような温かみのある装飾
  • BGM: 穏やかな曲調の音楽を選ぶ

特に、座席レイアウトは重要です。丸テーブルよりも、一つの長テーブルを囲むようなファミリースタイルや、アルファベットのU字型にするなど、全体の一体感が生まれるレイアウトを検討しましょう。また、新郎新婦と同じ目線でゲストが参加できるような演出も効果的です。堅苦しいスピーチよりも、想い出話や感謝の言葉を自然に語り合える場作りを心がけましょう。

まとめ

30人規模の結婚式は、費用面でも150万円〜200万円程度と比較的リーズナブルに抑えられる上、親しい人だけを招いてアットホームな雰囲気を楽しめる魅力があります。ご祝儀を上手に活用し、会場選びや日程設定を工夫することで、さらに自己負担額を抑えることも可能です。

特に重要なポイントは以下の通りです。

  • 会場タイプはレストラン、少人数専門式場、ホテルなど、目的に合わせて選ぶ
  • ゲスト全員との距離が近い演出を心がける
  • 早期予約割引や平日割引などを活用して費用を抑える

少人数だからこそ実現できる温かさと親密感を大切に、二人らしい結婚式を計画してみてください。予算内で満足のいく結婚式を実現するためには、早めの準備と情報収集が成功への鍵となります。素敵な思い出に残る30人規模の結婚式になりますように。

結婚式のテーマ&コンセプトは決めるべき?

2025.4.6


人生の大切な節目である結婚式。「テーマやコンセプトって必要なの?」と疑問に思う方も多いはず。テーマやコンセプトを決めることで、結婚式全体に一貫性が生まれ、二人らしさを表現しやすくなります。

結婚式のテーマ・コンセプトとは?

結婚式のテーマとコンセプトは、お二人の結婚式全体を貫く「軸」となるものです。これを決めることで、装飾や演出、ドレスなど様々な要素に一貫性が生まれ、ゲストにも伝わりやすい、思い出に残る結婚式を創り上げることができます。

テーマとコンセプトの違い

テーマとコンセプトは似ているようで異なる要素です。テーマは具体的な表現方法を指し、「ディズニー」「海」「四季」などが例として挙げられます。一方、コンセプトはより抽象的な考え方や想いを表し、「感謝を伝える結婚式」「自然との調和を感じる結婚式」などが当てはまります。

テーマは目に見える形で表現されるのに対し、コンセプトはその背景にある「なぜそうしたいのか」という理由や想いを表しています。例えば、「ハワイアン」というテーマの背景には「リラックスした雰囲気の中でゲストに感謝を伝えたい」というコンセプトが隠れているかもしれません。

なぜテーマ・コンセプトを決めるのがおすすめなの?

テーマやコンセプトは必ず必要なものではありませんが、設定することにはメリットもあります。まず、結婚式の準備がスムーズになる点が挙げられます。方向性が決まれば、ドレスや装飾、引き出物など様々な選択肢の中から迷わず決められるようになります。

また、テーマがあることで結婚式全体に統一感が生まれ、ゲストにも「この二人らしい」と感じてもらいやすくなります。例えば、招待状のデザインからウェルカムボード、会場装飾、ケーキまで一貫したデザインにすることで、より印象的な結婚式となるでしょう。

さらに、「何を伝えたいか」が明確になることで、二人の想いがゲストにしっかり届く結婚式になります。感謝の気持ちを伝えたいのか、楽しい時間を共有したいのか、方向性が決まれば演出も自ずと決まってくるでしょう。

難しく考えすぎず、「これは大切にしたいな」と思えるポイントをお二人で決めておくだけでも十分です。

結婚式のテーマ・コンセプトの決め方

結婚式のテーマやコンセプトの決め方には、お二人の日常や好みから見つける方法から結婚式場のスタイルからインスピレーションを得る方法まで、様々なアプローチがあります。

二人の好きなもの・共通点から探す

テーマやコンセプトを探すなら、まずはお二人の好きなものや共通点から考えてみましょう。趣味や思い出の場所大切にしている価値観などが良いヒントになります。

例えば、二人で旅行が好きならその思い出の地をテーマにしたり、音楽が共通の趣味なら好きなアーティストや曲からインスピレーションを得たりすることができます。具体的には、初デートの場所が水族館だったカップルが「海」をテーマにしたり、二人で料理を楽しむカップルが「美食」をテーマにしたりする例があります。

* 共通の趣味:旅行、スポーツ、映画、音楽など
* 思い出の場所:出会った場所、初デートの場所、プロポーズした場所など

結婚式場からインスピレーションを得る

結婚式場そのものからインスピレーションを得るのも一つの方法です。会場の雰囲気や特徴を活かしたテーマを考えることで、より自然な仕上がりになります。

例えば、歴史ある洋館での結婚式なら「クラシカル」や「アンティーク」をテーマにしたり、ガーデンウェディングができる会場なら「ボタニカル」や「ナチュラル」などのテーマが映えるでしょう。会場見学の際に、「この場所ならどんなイメージが似合うだろう」と想像してみることをおすすめします。

* レストランウェディング → 「美食」「大人シック」
* リゾートホテル → 「リゾート」「トロピカル」
* 神社仏閣 → 「和」「伝統」

理想の結婚式の雰囲気から考える

「どんな雰囲気の結婚式にしたいか」という点からテーマを考えるのも効果的です。ゲストにどう感じてほしいかどんな思い出として残したいかを考えてみましょう。

例えば、アットホームな雰囲気にしたいなら「ホームパーティ」のようなカジュアルなテーマがぴったりですし、格式高い印象にしたいなら「クラシカル」や「エレガント」といったテーマが向いています。二人がゲストに伝えたい想いを中心に考えることで、より意味のあるテーマが見つかるでしょう。

* 華やかでエレガントな雰囲気 → 「ロイヤル」「ラグジュアリー」
* リラックスした雰囲気 → 「ピクニック」「ガーデン」
* 楽しく賑やかな雰囲気 → 「フェスティバル」「カーニバル」

結婚式のテーマ・コンセプト例

実際にどのようなテーマやコンセプトがあるのか、人気の例をいくつかご紹介します。これらの例を参考にしながら、お二人らしいアレンジを加えてオリジナリティのある結婚式を作り上げてください。様々なテーマの特徴や取り入れ方のヒントをご紹介します。

ナチュラルウェディング

自然の素材や植物を多く取り入れた、温かみのあるスタイルです。木や草花の自然な美しさを生かし、ナチュラルな素材感を大切にした結婚式は、リラックスした雰囲気で人気があります。装飾には生花やグリーンを多用し、温かみのある木材や麻などの自然素材を取り入れるのが特徴です。

例えば、ウェルカムスペースには木の切り株や観葉植物を飾り、テーブルコーディネートではラフな質感のリネンクロスに野花のアレンジメントを添えると素敵です。ナチュラルさを引き立てるためには、過度な装飾を避け、シンプルながらも温かみのあるスタイルがおすすめです。

* 装飾アイデア:ドライフラワー、グリーンガーランド、木製の小物
* カラーパレット:グリーン、ベージュ、アイボリー、ブラウン

クラシカルウェディング

格式高く洗練された印象のクラシカルウェディングは、時代を超えて愛される伝統的なスタイルです。シンメトリーなデザインやエレガントな装飾が特徴で、フォーマルで品のある雰囲気を大切にします。

招待状やペーパーアイテムには、カリグラフィーなどの伝統的な書体を用い、花嫁のドレスもクラシカルなAラインやプリンセスラインが調和します。

* 装飾アイデア:キャンドルスタンド、アンティーク調の小物、クラシックな生花アレンジメント
* カラーパレット:ホワイト、アイボリー、ゴールド、ネイビー

キュートウェディング

可愛らしさと遊び心を大切にしたスタイルで、明るく楽しい雰囲気が特徴です。パステルカラーやポップな色使い、キュートなモチーフを取り入れることで、ゲストも自然と笑顔になる結婚式になるでしょう。

例えば、バルーンやカラフルな紙花を装飾に取り入れたり、ウェルカムドールにお気に入りのキャラクターを使ったりするのもおすすめです。ケーキやスイーツビュッフェもカラフルで可愛らしいデザインにすることで、テーマ性がより強まります。

* 装飾アイデア:カラフルなバルーン、ペーパーフラワー、キャンディカラーのアイテム
* カラーパレット:ピンク、ライトブルー、パステルイエロー、ミント

和風ウェディング

日本の伝統美を取り入れた和風ウェディングは、海外からのゲストがいる場合にも喜ばれるスタイルです。日本古来の美意識や四季の美しさを結婚式に取り入れることで、他にはない特別感のある結婚式になります。

具体的には、和装での挙式や、和モダンな会場装飾、折り鶴や水引などの伝統的なモチーフを取り入れるのがおすすめです。料理も懐石料理や和食を中心にすることで、より一貫性のある演出になります。現代的なアレンジも取り入れることで、堅苦しくない和のウェディングを実現できるでしょう。

* 装飾アイデア:和紙のペーパーアイテム、水引アクセサリー、竹や和花のアレンジメント
* カラーパレット:紅白、藍色、金色、抹茶色

テーマ・コンセプトが決まらない場合の対処法

テーマやコンセプトを決めようとしても、なかなか思いつかない、二人の意見が合わないということもあるでしょう。でも心配いりません。そんな時のための対処法をいくつかご紹介します。焦らず、自分たちらしい結婚式のヒントを見つけていきましょう。

ウェディングプランナーに相談する

プロのウェディングプランナーは、数多くの結婚式をサポートしてきた経験から、お二人に合ったテーマを提案してくれる強い味方です。自分たちでは気づかなかった視点からアドバイスをもらえることも多いでしょう。

例えば、漠然と「おしゃれな結婚式がしたい」という希望を持っている場合でも、プランナーとの会話を通じて「モダンシック」や「スタイリッシュ」など、より具体的なテーマに絞り込んでいけます。日頃の会話や好みのファッション、インテリアの傾向なども参考に、プロならではの視点でアドバイスしてくれるでしょう。

* プランナーとの相談時には、好きな色や雰囲気、憧れる結婚式のイメージなどを伝えましょう
* 雑誌の切り抜きやInstagram、Pinterestなどの保存画像など、視覚的な資料を準備しておくとスムーズです

結婚式テーマ診断を活用する

最近では、簡単な質問に答えるだけでお二人に合った結婚式のテーマを提案してくれる「テーマ診断」サービスも増えています。客観的な視点から提案を受けられるので、自分たちの好みや傾向を再発見するきっかけになるでしょう。

例えば、「好きな季節は?」「休日の過ごし方は?」「憧れの旅行先は?」といった質問に答えるだけで、「あなたにぴったりのウェディングテーマは○○です」と診断してくれるサービスがウェディング情報サイトなどで提供されています。気軽に試せるので、迷った時の参考にしてみてください。

* 複数のテーマ診断を試して、共通して出てくるキーワードに注目してみましょう
* 診断結果をもとに、お二人で「これは確かに私たちらしい」という部分を掘り下げてみてください

様々な結婚式の事例を参考に

結婚情報誌やウェディングサイト、SNSなどで、実際の結婚式の事例を見ていくうちに、「これだ!」と感じるものに出会えることも多いです。視覚的なインスピレーションを得ることで、自分たちの希望も明確になっていきます。

例えば、Instagramで「#ウェディングコンセプト」などのハッシュタグ検索をしたり、Pinterestで「wedding theme」を検索したりすると、世界中の素敵な結婚式アイデアを見ることができます。自分たちが「素敵!」と思った写真を集めていくと、そこに共通点が見えてくるかもしれません。

* 気に入った写真を集めて「自分たちのテーマボード」を作ってみましょう
* 実際の結婚式会場の過去実績写真を見せてもらうのも参考になります

まとめ:自分たちらしい結婚式を叶えるために

結婚式のテーマやコンセプトは、お二人らしさを表現し、一生の思い出に残る特別な一日を創り上げるための重要な要素です。無理に決める必要はなく、お二人の好きなものや価値観、理想の雰囲気から自然と見つかることが理想的です。

テーマがあることで結婚式の準備がスムーズになり、様々な選択肢の中から迷わず決められるようになります。また、統一感のある演出で「この二人らしい」と感じてもらえる結婚式になるでしょう。

決められない場合は、ウェディングプランナーに相談したり、テーマ診断を試したり、様々な事例を参考にしたりして、焦らず自分たちのペースで見つけていきましょう。何より大切なのは、お二人が「これがしたい!」と思えることです。

テーマやコンセプトを決めて、お二人だけの特別な結婚式を創り上げることができたら、それはゲストにもお二人にも忘れられない素敵な一日になることでしょう。

結婚式の引き出物|金額相場や喜ばれる品物、のしなどの基本マナーも紹介

2025.4.4

結婚式の準備で悩むもののひとつが引き出物。ゲストへの感謝の気持ちを込めて選ぶ大切なアイテムですが、相場や選び方、マナーなど気になることがたくさんありますね。この記事では、引き出物の基本から喜ばれる選び方まで、詳しくご紹介します。

引き出物とは? なぜ贈る? 結婚式における役割

引き出物は、結婚式に参列してくれたゲストへの感謝の気持ちを形にした贈り物です。単なるお土産ではなく、新郎新婦の心遣いが込められた大切なアイテム。ゲストとの絆を深め、結婚式の思い出を持ち帰ってもらう役割があります。

たとえば、長年お世話になった恩師に贈る引き出物には、感謝の気持ちと共に、これからも変わらぬ関係を築いていきたいという願いが込められています。また、遠方から駆けつけてくれた友人への引き出物には、その労を気遣う気持ちが表現されているのです。

引き出物を選ぶ際は、ゲストとの関係性や、結婚式のテーマ、二人の想いなどを考慮することが大切です。ゲストの立場に立って、喜んでもらえるものを選ぶことが、引き出物選びの基本となります。

引き出物の相場

引き出物の相場は、ゲストとの関係性や地域、結婚式のスタイルによって大きく異なります。適切な金額を知ることで、失礼のない引き出物選びができます。ここでは、それぞれの状況に応じた相場をご紹介します。

ゲストとの関係性別の相場(友人・親族・上司)

ゲストとの関係性によって、引き出物の相場は変わってきます。一般的な目安は以下の通りです:

  • 友人:3,000円〜5,000円

  • 親族:5,000円〜10,000円

  • 職場関係・同僚:3,000円〜10,000円
  • 上司:10,000円〜15,000円

上記を目安に、個々の関係性や状況に応じて柔軟に対応することが大切です。例えば、特に親しい友人や、お世話になった上司には、少し高めの金額設定にするなど、配慮が必要です。

地域別の相場(関東・関西など)

引き出物の相場は、地域によっても異なります。一般的に、都市部のほうが地方よりも高めの傾向があります:

  • 関東:5,000円〜10,000円

  • 関西:4,000円〜8,000円

  • 地方:3,000円〜7,000円

上記を目安に、地域の慣習や文化も考慮に入れて適切な金額を設定しましょう。例えば、関西では「粗品」という考え方が強く、関東よりも控えめな金額設定が一般的です。

結婚式のスタイル別の相場(挙式のみ・披露宴あり・カジュアル・フォーマル)

結婚式のスタイルによっても、引き出物の相場は変わってきます:

  • 挙式のみ:3,000円〜5,000円

  • 披露宴あり:5,000円〜10,000円

  • カジュアルウェディング:3,000円〜7,000円

  • フォーマルウェディング:7,000円〜15,000円

結婚式全体の雰囲気や規模に合わせて、引き出物の金額を設定することが大切です。例えば、少人数のアットホームな結婚式では、金額よりも心のこもった選び方が重要になるでしょう。

引き出物の種類とそれぞれの相場

引き出物には様々な種類があり、それぞれに特徴や相場があります。ここでは、代表的な引き出物の種類とその相場をご紹介します。ゲストの好みや結婚式のテーマに合わせて、最適な引き出物を選びましょう。

カタログギフト

カタログギフトは、ゲストが好みの商品を選べる人気の引き出物です。相場は以下の通りです:

  • スタンダードタイプ:3,000円〜5,000円

  • プレミアムタイプ:5,000円〜10,000円

ゲストの好みに合わせて選べる自由度の高さが魅力です。例えば、幅広い年齢層のゲストがいる場合、カタログギフトなら各自のライフスタイルに合った商品を選んでもらえます。ただし、選ぶ手間がかかるという点も考慮しましょう。

体験ギフト

近年人気の体験ギフトは、思い出に残る体験を提供します。相場は以下の通りです:

    • スタンダードコース:5,000円〜10,000円

  • プレミアムコース:10,000円〜20,000円

ユニークで記憶に残りやすいのが特徴です。例えば、グルメ体験やアクティビティなど、ゲストの興味に合わせた選択肢を用意することで、喜ばれる引き出物になります。ただし、利用期限や地域制限がある場合もあるので注意が必要です。

商品(食器・タオル・食品など)

実用的な商品も、定番の引き出物として人気です。相場は以下の通りです:

  • 食器セット:3,000円〜8,000円

  • 高級タオルセット:3,000円〜6,000円

  • 高級食品セット:4,000円〜10,000円

日常生活で使える実用性が魅力です。例えば、新郎新婦の出身地の特産品や、結婚式のテーマに合わせた商品を選ぶことで、思い出深い引き出物になります。ただし、ゲストの好みや生活スタイルを考慮する必要があります。

ゲストに喜ばれる引き出物選びのポイント

ゲストに喜ばれる引き出物を選ぶには、いくつかのポイントがあります。ここでは、年代やライフスタイルに合わせた選び方、複数贈る場合の組み合わせ方、持ち帰りやすさへの配慮など、重要なポイントをご紹介します。

年代やライフスタイルに合わせた選び方

ゲストの年代やライフスタイルを考慮することで、より喜ばれる引き出物を選ぶことができます。以下のポイントを参考にしてください:

  • 若い世代:トレンド感のあるアイテムや体験ギフト

  • 中年層:実用的な家電や高級食材

  • シニア世代:健康グッズや伝統工芸品

ゲストの生活スタイルや興味に合わせた選択が重要です。例えば、子育て世代には家族で楽しめるギフト、一人暮らしの友人には便利な調理器具など、ゲストの日常生活に寄り添った選び方をしましょう。

複数贈る場合の組み合わせ方

複数の引き出物を組み合わせる場合は、バランスと統一感が大切です。以下のような組み合わせ方を考えてみましょう:

  • メインギフト+サブギフト(例:カタログギフト+お菓子)

  • 実用品+消耗品(例:タオルセット+入浴剤)

  • 地元の特産品+全国区の人気商品

テーマ性のある組み合わせを心がけることで、より印象に残る引き出物になります。例えば、新郎新婦の出身地にちなんだ特産品と、その地域の名産品を使ったスイーツを組み合わせるなど、ストーリー性のある選び方も素敵です。

個包装や持ち帰りやすさへの配慮

ゲストの利便性を考えた引き出物選びも重要です。以下のポイントに注意しましょう:

  • コンパクトで軽量なアイテム

  • 個包装されている商品

  • 破損しにくい梱包

ゲストの帰宅時の負担を軽減することが大切です。例えば、遠方からのゲストには特に配慮が必要で、宅配サービスを利用するなどの対応も検討しましょう。また、環境に配慮した包装材を使用するなど、サステナビリティの観点も忘れずに。

引き出物に関するマナー

引き出物には、守るべきマナーがいくつかあります。ここでは、のしの書き方、数の決まり事、渡し方など、基本的なマナーについてご紹介します。これらのマナーを押さえることで、ゲストへの感謝の気持ちをより適切に伝えることができます。

のしの書き方

のしは、贈り物に添える伝統的な飾りで、感謝の気持ちを表現します。引き出物ののしの基本的な書き方は以下の通りです:

  • 表書き:「寿」または「内祝」

  • 名前:新郎新婦の連名(フルネーム)

例えば、「寿 山田太郎・花子」のように記します。ただし、最近ではのしを省略するケースも増えているので、結婚式全体の雰囲気に合わせて判断しましょう。

数の決まり事

引き出物の数には、いくつかの決まり事があります:

  • 基本は奇数(1つ、3つ、5つなど)

  • 偶数や4つは避ける(4は「死」を連想させるため)

  • 贈る相手や関係性によって数を変える

日本の文化的な背景を理解することが重要です。例えば、親族には3つ、一般のゲストには1つというように、関係性に応じて数を調整することもあります。ただし、最近では必ずしもこれらの決まりにとらわれない傾向もあるので、柔軟に対応しましょう。

渡し方

引き出物の渡し方にも、いくつかのポイントがあります:

  • 受付で渡す方法

  • 席に置いておく方法

  • お見送り時に手渡しする方法

ゲストの利便性と、感謝の気持ちを直接伝える機会のバランスを考慮しましょう。例えば、お見送り時に手渡しすれば、直接感謝の言葉を伝えられるというメリットがあります。

引き出物準備のスケジュール

引き出物の準備は、計画的に進めることが大切です。結婚式の半年前から始めるのが理想的です。以下のスケジュールを参考にしてください:

  1. 6ヶ月前:予算設定、ゲストリスト作成

  2. 5ヶ月前:引き出物の種類を決定

  3. 4ヶ月前:具体的な商品を選定

  4. 3ヶ月前:発注・手配

  5. 2ヶ月前:のしや包装の確認

  6. 1ヶ月前:納品・最終確認

余裕を持ったスケジュール管理が重要です。例えば、人気の商品は在庫切れになることもあるので、早めに決定・発注することをおすすめします。また、予期せぬトラブルに備えて、納品後の確認時間も十分に確保しましょう。

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